しら‐しげどう【白重籐】
重籐の弓の一。黒漆を塗った上に籐を巻いた部分が最も多いもの。
しらしぶ‐びょう【白渋病】
⇒うどんこ病
しら‐しぼり【白搾り/白絞り】
1 白ごまの種子を加熱しないでしぼった、上質の油。しろしぼり。⇔黒搾り。 2 《「お染久松」の油屋お染の縁で、多く、「知る」に掛けて用いる》知らぬこと、知らぬ人の意。「親達ゃ夢にも—」〈伎・色読販〉
しらしめ‐ゆ【白絞め油】
大豆油・ごま油・綿実油などの精製油。本来は菜種を加熱しないで採油した、色の薄い油をいう。
しら‐じ【白地】
1 紙・布などの、まだ書いたり染めたりせず、白いままのもの。しろじ。 2 きむすめ。処女。「—の娘ども、傾国の風俗を見習ひ」〈風俗文選・百花譜〉
しら‐じ【白瓷/素地】
1 陶器や瓦(かわら)などの、まだ焼かれないもの。生素地(なまきじ)。また、素焼きのもの。 2 《素焼きであるところから》すり鉢。
しらじ‐けいほう【白地刑法】
一定の刑罰だけを法律で規定し、罪となる行為の具体的内容は他の法令に譲っている刑罰法規。空白刑法。白地刑罰法規。空白刑罰法規。
しらじ‐こぎって【白地小切手】
要件の全部または一部を空白にし、後日その空白にした要件を取得者に補充させる意思で振り出した小切手。
しらじしき‐うらがき【白地式裏書】
被裏書人の表示をせずにされる裏書。→記名式裏書
しらじ‐てがた【白地手形】
手形行為者が要件の全部または一部を空白にしたまま署名し、後日その空白にした要件を取得者に補充させる意思で流通においた手形。