しら‐ね【白根】
植物の茎や根の、地中にある白い部分。しろね。
しらね‐あおい【白根葵】
キンポウゲ目キンポウゲ科の多年草。深山の樹下に生え、高さ約40センチ。葉は手のひら状に裂け、互生する。夏、紫色の花びら状をした萼(がく)をもつ花を1個開く。日光白根山に多い。はるふよう。やまふよ...
しらね‐さん【白根山】
栃木・群馬県境にある火山。北西麓には丸沼・菅沼があり、日光国立公園に属する。標高2578メートル。日光白根。
群馬県北西部、長野県境近くにある活火山。山腹に万座・草津などの温泉郷がある。上信...
しらね‐さんざん【白根三山/白峰三山】
⇒白根山
しらね‐せんきゅう【白根川芎】
セリ科の多年草。山あいの川辺に生え、高さ約1.5メートル。葉は複葉で細かく裂ける。秋、白い花が傘状に集まって咲く。すずかぜり。
しらね‐にんじん【白根人参】
セリ科の多年草。高山の日当たりのよい地に生え、高さ10〜30センチ。地下茎は太く、短い。葉は複葉で細かく裂ける。夏、白い小花が集まって咲く。
しら‐の【白篦】
篠竹(しのだけ)を、焦がしたり漆(うるし)を塗ったりしない矢柄(やがら)。しろの。「柄(から)は—に、山鳥の羽をあはせはぎに」〈保元・上〉
しら‐は【白刃】
鞘(さや)から抜いた刀。抜き身。白刃(はくじん)。
しら‐は【白歯】
1 白い歯。 2 《昔、歯を黒く染めた既婚の女性に対して》未婚の女性。処女。「—で家に居るではなし、余故(よそ)へ縁附いていた所で」〈紅葉・二人女房〉
しら‐は【白羽】
矢の羽の白いもの。ふつう、タカの羽を用いる。