はく‐や【白夜】
高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。《季 夏》「街灯のひとり灯(とも)れる—かな/万太郎」→極夜
はく‐ゆ【白油】
石油業界で、軽油、灯油、ガソリンなど、見た目が透明な石油精製品の総称。白物。→黒油
はく‐よう【白楊】
1 ヤマナラシの別名。 2 ドロノキの別名。
はくよう‐きゅう【白羊宮】
黄道十二宮の第一宮。牡羊(おひつじ)座に相当したが、歳差のため春分点が移動し、現在では西隣の魚座にある。 [補説]書名別項。→白羊宮
はくようきゅう【白羊宮】
薄田泣菫(すすきだきゅうきん)の詩集。明治39年(1906)刊。詩64編を収録。高踏的、浪漫的な詩風を示した。
はく‐らん【白藍】
ハクサイ(白菜)とキャベツ(甘藍(かんらん))との種間雑種として作り出された野菜。
はく‐らん【白蘭】
白い花の咲く蘭。びゃくらん。
はく‐り【白痢】
子牛に発生する、激しい下痢を特徴とする急性伝染病。大腸菌が感染して起こり、致死率が高い。子牛白痢。
はくりゅう‐せき【白榴石】
カリウム・アルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。ガラス光沢のある白・灰色の24面体の結晶。正方晶系。カリウムに富む塩基性火山岩中に含まれる。
はく‐りょう【白竜】
1 天帝の使者とされる白い竜。はくりゅう。 2 白く泡だつ渓流や滝の形容。はくりゅう。「幾百千の—の、おどるよおどるよ、碧(みどり)の淵に」〈文部省唱歌・滝〉