はっ‐こう【白光】
白い光。昼間の日の光。
はっ‐こう【白虹】
白色に見えるにじ。霧やぬか雨などのときみられる。「更に一道の白火中天を突て電光の如く、—の如く」〈独歩・愛弟通信〉
はっこう‐こう【白降汞】
昇汞(しょうこう)の水溶液にアンモニア水を加え、その沈殿物を濾過、乾燥して得られる白色粉末。軟膏として疥癬(かいせん)などに用いた。
はっこう‐じけん【白虹事件】
大正7年(1918)に大阪朝日新聞が掲載した記事をめぐる筆禍事件。米騒動に関する記事の掲載を禁止した寺内正毅内閣を糾弾するジャーナリストの集会を報じた記事の中で、国に兵乱が起こる凶兆を意味する「...
はっこう‐ひっかじけん【白虹筆禍事件】
⇒白虹事件
白虹(はっこう)日(ひ)を貫(つらぬ)・く
《「戦国策」魏策から》白い虹が太陽を貫いてかかる。白い虹を兵の、太陽を君主の象徴と解釈することによって、兵乱が起こり、君主に危害を加える予兆とされた。
はっ‐こつ【白骨】
風雨にさらされて白くなった骨。「—死体」「—化する」
はっこつ‐の‐おふみ【白骨の御文】
本願寺の蓮如の手紙ふうの法語。朝に紅顔を誇る人も夕べには白骨となると、人間の無常を説き、念仏を勧めるもの。
はふに【白粉】
《「はくふん」の音変化。後世「はうに」とも》米の粉でつくったおしろい。「—といふもの、むらはけ化粧じて」〈栄花・御裳着〉
パイカル【白乾児】
《(中国語)》中国北東部を中心にして造られる、コーリャンを主原料とした蒸留酒。