イア【Oia/Οία】
ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶティラ島(サントリーニ島)の町。フィラに次ぐ第二の町。同島北西部の断崖の上に位置する。急峻(きゅうしゅん)な斜面に並ぶ白壁の家々や青い丸屋根の教会で知られ、観光客...
いあい‐じ【遺愛寺】
中国江西省の廬山(ろざん)にあった寺。白居易の詩「遺愛寺の鐘は枕を攲(そばた)てて聴き、香炉峰の雪は簾(すだれ)を撥(かか)げて看(み)る」で有名。
いい‐あらわ・す【言(い)表す/言い顕す】
[動サ五(四)] 1 言葉に表す。表現する。「気持ちを素直に—・す」 2 隠していたことや、心に思っていたことを口に出して言う。白状する。「いまかく—・しつれば、おなじごと勝ちたるななり」〈枕・八七〉
いい‐ぎり【飯桐】
ヤナギ科の落葉高木。暖地の山中に自生。葉は卵円形で大きく、裏面が白みを帯びる。雌雄異株で、5月ごろ、緑がかった黄色い花をつける。秋、赤い実が総状に垂れ下がる。昔、葉で飯を包んだという。なんてんぎ...
いい‐くる・める【言い包める】
[動マ下一][文]いひくる・む[マ下二]《「いいくろめる」の音変化》言葉巧みに相手を信用させてだます。口先でまるめこむ。「まんまと—・められた」「黒を白と—・める」
いいずな
イタチ科の哺乳類。食肉類では最小で、体長15〜20センチ、尾長2、3センチ。冬季は全身白色、夏季は背面が褐色となる。アジア北部・ヨーロッパ・北アメリカに分布。日本では北海道と東北地方北部に生息し...
いい‐そそく・れる【言いそそくれる】
[動ラ下一][文]いひそそく・る[ラ下二]言いそびれる。「何遍白状しようと覚悟したか知れんが、—・れて」〈上司・石川五右衛門の生立〉
いいだしっ‐ぺ【言(い)出しっ屁】
《最初に臭いと言い出した者が、おならをした当人だという意から》 1 自分の無実・潔白などを最初に言い出した者が犯人であること。また、その者。 2 物事を最初に言い出した人。「まず—の君が交渉にあ...
いい‐なし【言い做し】
1 その場をうまく取りなすこと。「—を頼む」 2 本当でないことをもっともらしく言うこと。「み吉野の春も—のそら目かと分け入る峰に匂へ白雲」〈拾遺愚草・中〉
いいもり‐やま【飯盛山】
福島県会津若松市北東部の山。標高370メートル。戊辰(ぼしん)戦争で白虎隊(びゃっこたい)が自刃した所。山上にその墓がある。 大阪府大東市北東部、生駒(いこま)山地の山。標高318メートル。...