いそ‐ぎく【磯菊】
キク科の多年草。海岸のがけに生え、高さ約30センチ。葉は密につき、裏面や縁に銀白色の毛が密生している。秋、黄色い頭状花が多数咲く。栽培もされる。《季 秋》
いそ‐しぎ【磯鷸】
シギ科の鳥。全長約20センチ。背は灰褐色、下面は白い。歩くときに尾を上下に振る。ユーラシアに広く分布。日本では本州以北の山地の河原で繁殖、冬季は平野部や海岸でもみられる。《季 秋》
いたいた‐し・い【痛痛しい】
[形][文]いたいた・し[シク]気の毒で見ていられないほど、かわいそうである。大層いたましい。「全身を覆う白い包帯も—・い」 [派生]いたいたしげ[形動]いたいたしさ[名]
いた‐がみ【板紙】
1 板のように堅い厚手の紙。黄板紙・白板紙など。ボール紙。 2 武家の礼式で、料理のときに俎(まないた)の上に敷く紙。
いた‐ごし【板輿】
屋根と左右両側を白木板で張り、前または前後に簾(すだれ)を掛けた輿。上皇・公卿・僧が遠行に用いた。
いた‐じめ【板締(め)】
染色法の一。文様を彫った薄板2枚の間に縮緬(ちりめん)その他の絹織物を挟んで固く締め、文様を白く染め抜いたもの。纐纈(こうけち)・夾纈(きょうけち)の類。いたじめしぼり。
いたどり【虎杖】
1 タデ科の多年草。山野に自生。高さ約1.5メートル。茎にはかすかな紅色の斑点があり、葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。夏、白色または淡紅色の小花が円錐状につく。花が紅色のものを特に、明月草(めい...
いたみ‐ざけ【伊丹酒】
伊丹地方で産する酒。江戸時代から最上酒とされた。伊丹諸白(いたみもろはく)。
イタリアン‐カラー【Italian color】
イタリア風の大胆で鮮やかな色使いのこと。イタリアの国旗を連想させる赤と緑と白の組み合わせが代表的。
いちエーがた‐ちょうしんせい【Ⅰa型超新星】
連星系を成す白色矮星に伴星からガスが流入し、太陽質量の約1.4倍(チャンドラセカール限界)を超えたときに生じる超新星。分光学的には水素の吸収スペクトルがないⅠ型超新星に分類され、加えてケイ素の吸...