いぬ‐つげ【犬黄楊】
モチノキ科の常緑低木。山地や湿地に生え、高さ約2メートル。枝は細分し、堅い小さな葉が密につく。雌雄異株。夏、白い花が咲き、実は丸く、熟すと黒い。庭木とする。
いぬ‐はっか【犬薄荷】
シソ科の多年草。高さ50〜100センチで、角柱形の茎は白い毛におおわれる。葉は心臓形で鋸歯(きょし)があり、香りがよいためハーブとして使用される。筑摩(ちくま)はっか。猫に与えるとマタタビのよう...
いぬ‐ぶな【犬橅/仙毛欅】
ブナ科の落葉高木。山地に自生し、高さは約25メートルに達する。樹皮は黒褐色、いぼ状の皮目がありざらつく。葉は楕円形で裏面に毛があり灰白色。5月ごろ花をつける。主に太平洋側のブナ帯下部に分布。くろぶな。
いぬ‐ほおずき【犬酸漿】
ナス科の一年草。畑や道端に生え、高さ30〜90センチ。葉は卵形。夏から秋、白い5弁花を開き、実は球形で熟すと黒くなる。有毒。全草を乾燥したものを漢方で竜葵(りゅうき)といい、解熱薬・利尿薬にする...
いぬやま‐じょう【犬山城】
愛知県犬山市にある城。天文6年(1537)織田信康が築いた平山城(ひらやまじろ)。のち元和3年(1617)に尾張藩家老成瀬氏の居城となる。現存の天守閣は日本最古のもので国宝。白帝(はくてい)城。
いね‐つき【稲舂き】
稲の籾(もみ)をうすに入れて、きねでつき精白すること。米つき。
イノケラムス【(ラテン)Inoceramus】
ジュラ紀・白亜紀に栄えた海生の二枚貝。殻表に同心円状の肋(ろく)が発達している。重要な示準化石。日本では白亜系から多産。イノセラムス。
イノシンさん‐ナトリウム【イノシン酸ナトリウム】
イノシン酸のナトリウム塩。鰹節(かつおぶし)のうまみ成分の主体で、魚肉の抽出液などから得られる無色または白色結晶。うまみ調味料として用いられる。
イノセント【innocent】
[形動] 1 無実の。潔白な。 2 純潔な。また、無邪気な。「—な愛」「—な遊び心」
イファティ【Ifaty】
マダガスカル南西部の町。トゥリアラの北約25キロメートルに位置する。白い砂浜が広がり、沖合には約40キロメートルにわたる堡礁(ほしょう)がある。海岸保養地として人気があり、スキューバダイビングの...