けい‐ひ【経皮】
《多く、他の語と複合して》皮膚を通して、皮膚から、の意を表す。「薬剤を—的に投与する」
けいひ‐かんせん【経皮感染】
病原体を保有する動物や昆虫にかまれる、寄生虫が皮膚から侵入する、傷口から病原体が入る、病原体が付着した注射針を使用することなどによって皮膚から感染すること。
け‐ぎれ【毛切れ】
1 毛がすり切れること。 2 毛でこすられて皮膚に傷のつくこと。また、その傷。 3 鎧(よろい)の威(おどし)の糸がすり切れること。「—のしたる鎧(よろひ)着せ」〈幸若・屋島軍〉
けしょう‐すい【化粧水】
皮膚に栄養を与え、滑らかにするために用いる液状の化粧品。
けっかんせい‐ふしゅ【血管性浮腫】
皮膚や粘膜の限られた範囲にできる浮腫。唇やまぶたに好発し、必ずしもかゆみはなく、数日以内に消える。1882年にドイツの内科医クインケ(H.I.Quincke)が報告したことから、クインケ浮腫とも...
けっ‐せつ【結節】
[名](スル) 1 結び合わせること。 2 結ばれて節(ふし)となること。また、そのもの。 3 皮膚にできる発疹(ほっしん)のうち、丘疹(きゅうしん)よりも大きく腫瘤(しゅりゅう)よりも小さいも...
けっせつせい‐こうかしょう【結節性硬化症】
皮膚・脳・腎臓・肺など全身のさまざまな部位に過誤腫と呼ばれる良性の腫瘍ができる、遺伝性の病気。指定難病の一つ。プリングル病。
けっ‐ぱん【血斑】
皮膚・粘膜の組織中に出血することによって起こる、紅色から黒紫色の斑点。
けんびきょうてき‐たはつけっかんえん【顕微鏡的多発血管炎】
ANCA関連血管炎の一つ。腎臓・肺・皮膚・末梢神経などに分布する、顕微鏡で観察できる太さの微小血管に炎症が起こる病気。出血や血栓の形成により、臓器や組織に血流障害や壊死が起こり、機能の低下をきた...
げきしょうがたようけつせいれんさきゅうきん‐かんせんしょう【劇症型溶血性連鎖球菌感染症】
《「劇症型溶血性レンサ球菌」と書くことが多い》突発的に発症し急速に進行する、溶血性連鎖球菌による感染症。原因となるA群溶血性連鎖球菌は皮膚やのどに常在し、咽頭炎や扁桃炎などを起こすが、血液や筋肉...