げんきょくせい‐アミロイドーシス【限局性アミロイドーシス】
アミロイドという線維構造をもつたんぱく質が臓器に沈着し、機能障害を引き起こすアミロイドーシスのうち、脳・皮膚・肺・内分泌臓器など特定の臓器にのみアミロイドが沈着する疾患の総称。→全身性アミロイドーシス
こうかく‐きょきん【口角挙筋】
表情筋の一つ。犬歯窩(けんしか)から起こり、口角の皮膚につく。口角を引き上げる働きをする。犬歯筋。
こうけい‐きん【広頸筋】
前頸部にある薄い膜状の筋肉。下顎骨(かがくこつ)の下縁から上胸部まで広がる。頸部や鎖骨周辺の皮膚を上方に引き上げ、下唇や口角を動かす。
こうげん‐びょう【膠原病】
人体の結合組織中の膠原線維(こうげんせんい)に特殊な変性の認められる一群の病気の総称。リウマチ熱・慢性関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症・皮膚筋炎・多発性動脈炎など。自己免疫が原...
こう‐こう【硬膏】
常温では固形で、加温軟化して皮膚に粘着させて用いる外用剤。硬膏薬。硬膏剤。⇔軟膏。
こうせん‐かびんしょう【光線過敏症】
ふつうでは異常を起こさない日光の照射量で皮膚が赤くはれたりかゆくなったりする症状。薬の服用によるアレルギー性のものと、薬・化粧品などを外用しているために起こるものとがある。
こう‐ちゅう【鉤虫】
線虫綱鉤虫科の袋形動物の総称。体長0.5〜3センチで、体は細長く鉤(かぎ)状に湾曲、口にはキチン質の突起がある。人や家畜の小腸に寄生。幼虫は土中で成育し、皮膚または口から宿主の体内に侵入する。ズ...
こうてい‐えき【口蹄疫】
ウイルス性伝染病の一つ。豚・牛・水牛・羊・山羊・鹿・猪・ラクダ・トナカイなど偶蹄類の動物およびハリネズミ・ゾウなどが感染し、口腔の粘膜やひづめの間の皮膚などに水疱を生じる。国際獣疫事務局(OIE...
こう‐はん【紅斑】
炎症性の充血によって皮膚にできる、淡紅色の発疹(ほっしん)。
こうひ‐しょう【紅皮症】
広範囲の皮膚が赤くなり、表層の角質がふけのようにはがれ落ちる一群の皮膚病。かゆみが強く、重症になると脱毛やつめの変形などもみられる。剝脱(はくだつ)性皮膚炎。