出典:gooニュース
宮崎県民一丸で防疫徹底 口蹄疫14年 都農で慰霊
2010年に宮崎県で牛や豚など29万7808頭が犠牲になった口蹄疫発生確認から14年を迎えた20日、最初の感染疑いが確認された都農町で家畜の慰霊行事(町、町自衛防疫推進協議会主催)があった。畜産関係者ら17人が冥福を祈るとともに、県民一丸での防疫徹底を誓った。
高校時代に口蹄疫経験し志望 宮崎県獣医師 米山さん
14年前に県内で広がった口蹄疫をきっかけに、県の獣医師となった男性がいる。川南町出身で当時高校3年だった宮崎家畜保健衛生所の米山伸さん(31)だ。近隣農家の牛や豚が次々と殺処分される中、自身がペットとして飼っていたヤギも…。1人の住民として体験した口蹄疫の悲惨さを胸に、畜産王国を守る業務に励む。
口蹄疫14年 アフリカ豚熱に備え県防疫演習
演習の冒頭、県農政水産部の殿所大明部長は「アフリカ豚熱は口蹄疫と並び、最悪の家畜伝染病といわれている。口蹄疫の防疫の経験がない職員も多くなっており、習熟するには演習しかない。一連の流れを確認し、内容を検証して欲しい」とあいさつした。
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