出典:gooニュース
使用済み核燃料、50年後に搬出?青森県が中間貯蔵で事業者と覚書
だが搬出先候補の六ケ所村再処理工場は完成のメドがなく、県が今月行った県内6カ所の説明会では「最終処分地になる」と懸念が続出。燃料の搬出元となる東京電力などにも協定に加わるよう求める意見も出た。 青森県の宮下宗一郎知事は23日、RFSと親会社の東電、日本原子力発電の各社長と都内で会談し、中間貯蔵事業が困難になった場合の使用済み核燃料の施設外搬出など4項目を確認。
六ケ所工場への搬出想定=むつ市の核燃料中間貯蔵―経産相
斎藤健経済産業相は23日、原発から出る使用済み核燃料を青森県むつ市で一時保管した後の搬出先について、建設中の六ケ所再処理工場(同県六ケ所村)での処理を想定して課題を整理する考えを示した。経産省内で青森県の宮下宗一郎知事と会談した中で六ケ所工場に言及し、「次期エネルギー基本計画で具体化を図るべく検討を進める」と表明した。
中間貯蔵後の使用済み核燃料「六ケ所に搬出」 経産相が方針
斎藤経産相は、中間貯蔵を終えた後の使用済み核燃料を六ケ所再処理工場(同)に搬出する方針を示し「(今年度内に改定する)次期エネルギー基本計画で具体化したい」と述べた。 使用済み核燃料の中間貯蔵に対しては「搬出先がなければ最終処分場にされかねない」という地元の懸念がある。宮下知事は会談後「エネルギー基本計画への記載が示唆され、県にとって非常に大きな判断」と評価した。
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