べく‐さかずき【可杯/可盃】
《「可(べく)」の字は、もと日用文・手紙文などで「可行候(ゆくべくそうろう)」のように、必ず上に置いて下には置かないところから》飲みほすまでは下に置けないように底に小さい穴をあけた杯。酒をつがれ...
べっ‐ぱい【別杯/別盃】
別れを惜しんで飲む酒。別れのさかずき。「—を酌(く)み交わす」
まん‐ぱい【満杯/満盃】
1 容器がいっぱいになること。「冷蔵庫は—だ」 2 収容できる人員がいっぱいになること。予定した数量に達すること。「スタンドは—の盛況」
みず‐さかずき【水杯/水盃】
二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと。「—を交わして出陣する」
もく‐はい【木杯/木盃】
木製のさかずき。
り‐はい【離杯/離盃】
別離にあたって酌み交わすさかずき。また、その酒。