おがた‐じゅく【緒方塾】
天保9年(1838)、緒方洪庵が大坂に開いた蘭学塾。大村益次郎・橋本左内・長与専斎・福沢諭吉などの人材を輩出した。適々斎塾。適塾。
おき‐ざり【置(き)去り】
《「おきさり」とも》 1 その場に残したまま、行ってしまうこと。置き捨て。「子供を—にする」「絶海の孤島に—にされる」 2 重要でないものとして、放置すること。「利益を追求するあまり品質が—にさ...
おし‐あげ【押(し)上げ】
1 押し上げること。上方に押して移動させること。 2 取引市場で、相場が上昇すること。また、収益や所得、需要、成長率などが上がること。「中国需要の拡大が原油相場の—につながっている」→下押し
おそらかん‐ざん【恐羅漢山】
広島県山県(やまがた)郡安芸太田(あきおおた)町と島根県益田(ますだ)市の境にある山。標高1346メートル。冠山(かんむりやま)山地の一峰で広島県の最高峰。県内有数の豪雪地帯で、中腹北東斜面にス...
お‐ため【御為】
1 相手を敬って、その利益をいう語。「それでは—になりません」 2 もらい物の返礼としてその器に入れて相手に返す品。お移り。また、使いの者に与える駄賃。
おため‐ごかし【御為ごかし】
表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。じょうずごかし。「—の親切」「—を言う」
おため‐しゃ【御為者】
もっぱら主人の利益になるように努める者。領民から重税を徴収する家臣の類。おためもの。「世間いづれの御家にも、—といふ出来出頭人(できしゅっとうにん)ありて」〈仮・可笑記・一〉
おため‐すじ【御為筋】
商家などからみて、利益になる客筋。
おとこ‐みょうり【男冥利】
1 男に生まれた甲斐(かい)のあること。男に生まれたことの幸せ。男冥加(おとこみょうが)。「—に尽きる」⇔女冥利。 2 神仏の御利益で、よい夫にめぐりあえること。「これほど生まれまさったわしをい...
おと・る【劣る】
[動ラ五(四)] 1 価値・能力・質・数量などが、他に比べて程度の低い状態にある。引けを取る。「技量は数段—・る」⇔勝る。 2 (「…におとらず」の形で)…と同じように。「今日も昨日に—・らず暑...