みせさき【店頭】
森荘已池(もりそういち)の処女小説、および同作を表題作とする作品集。昭和15年(1940)刊行。表題作のほか「氷柱(つらら)」「近郊盗人伝」などを収録。
み‐つき【見付き】
1 外から見たようす。見かけ。外観。「—の小さいホテルの入口があった」〈荷風・ふらんす物語〉 2 「みつけ(見付)2」に同じ。 3 「みつけ(見付)3」に同じ。「—の枝を折ると申すは余り心ない事...
むくつけ‐な・し
[形ク]《「なし」は接尾語》「むくつけし」に同じ。「盗人なるべし…いと—・くおぼされて」〈発心集〉
らしょう‐もん【羅生門】
⇒羅城門(らじょうもん) 謡曲。五番目物。金春を除く各流。観世小次郎信光作。今昔物語などに取材。ワキ方中心の曲で、渡辺綱が羅生門にすむ鬼と戦い、鬼の片腕を斬(き)り落とす。 芥川竜之介の小...
り【理】
1 物事の筋道。ことわり。道理。 ㋐不変の法則。原理。理法。「自然の—」 ㋑論理的な筋道。理屈。ものの道理。「—の通らぬ話」「—を尽くす」「盗人にも三分の—」 2 中国宋代の哲学で、宇宙の根本原...
連歌(れんが)と盗人(ぬすびと)は夜(よる)がよい
連歌を詠むのは静かで落ち着いた夜がよいことを、盗人を引き合いに出していったもの。
れんがぬすびと【連歌盗人】
狂言。連歌会の当番にあたった貧乏な二人の男が連歌仲間の金持ちの家へ盗みに入り、床の懐紙を見て連歌を始めて主人に見つかるが、主人の句にうまく付けて許される。盗人連歌。
ろう‐しゃ【牢舎/籠舎】
牢屋。また、牢屋に入れること。「盗人に極まり—させ」〈浮・御前義経記・三〉
わこ‐さま【和子様/若子様】
良家の男の子を親しみ敬っていう語。わかさま。「こなたの御大切の—を」〈虎寛狂・子盗人〉