くまさか‐ごころ【熊坂心】
《熊坂長範のような心の意》盗賊の心。盗み心。どろぼう根性。「親のたくはへに—をおこし」〈仮・東海道名所記・一〉
くもきり‐ごにんおとこ【雲霧五人男】
雲霧仁左衛門を首領とする因果小僧六之助・素走り熊五郎・木鼠吉五郎・おさらば伝次の五盗賊。天保期(1830〜1844)の創作で、講釈・歌舞伎などに仕組まれた。
クレプトクラシー【kleptocracy】
少数の権力者が、国民や国家の金を横領し、私腹を肥やす政治体制。盗賊政治。
クレプトクラット【kleptocrat】
国民や国家の金で私腹を肥やす官僚。盗賊政治家。→クレプトクラシー
ぐん‐とう【群盗】
群れをなした盗賊。 [補説]作品名別項。→群盗
ぐんとう【群盗】
《原題、(ドイツ)Die Räuber》シラーの戯曲。5幕。1782年初演。伯爵家の長男カールが、弟の陰謀によって父の愛と恋人を奪われ、盗賊団の首領となって社会悪に挑戦する物語。 《原題、(...
こう‐こう【公行】
[名](スル) 1 悪事などが盛んに行われること。「賄賂—し」〈津田真道訳・泰西国法論〉 2 公然と振る舞うこと。横行。「盗賊—して」〈福沢・福翁百話〉 3 書物などを刊行すること。「活字版を用...
こしょう‐ずきん【胡椒頭巾】
男子用の袋頭巾の一。すり・盗賊などが用いたものという。
こはるなぎおきつしらなみ【小春穏沖津白浪】
歌舞伎狂言。世話物。5幕10場。河竹黙阿弥作。元治元年(1864)江戸市村座初演。日本駄右衛門・小狐礼三(こぎつねれいざ)・舟玉お才の三人の盗賊を主人公とした白浪物。通称「小狐礼三」。
ごじゅうにち‐かずら【五十日鬘】
《「ごじゅうにちかつら」とも》歌舞伎で、浪人・病人・盗賊などの役に用いる鬘。月代(さかやき)ののびたもので、百日鬘よりは短いもの。