こぶ‐とり【瘤取り】
昔話の一。鬼の酒盛りに出会った爺(じじい)が踊りの仲間入りをして喜ばれ、また来るようにとほおのこぶをとられる。これを聞いた隣の爺もこぶをとってもらおうと出掛けたが、踊りが下手でもう一つこぶをつけ...
こり‐ば【垢離場】
1 水垢離の行(ぎょう)をする場所。 2 江戸末期、大山参りに出立する人が垢離を取った、江戸両国の隅田川べりの盛り場。
ころ‐し‐も【頃しも】
[連語]《「し」は強意の、「も」は感動の助詞》その時ちょうど。ちょうどそのおり。「時は三月、—花の真っ盛り」
コンケーブド‐ショルダー【concaved shoulder】
全体に湾曲し、袖山(そでやま)が盛り上がった背広の肩線の一種。ヨーロピアン調の背広によくみられる。
こんもり
[副](スル) 1 木が薄暗くなるほど生い茂っているさま。「—(と)した森」 2 丸く盛り上がっているさま。「—(と)した小山」
ごう‐はん【強飯】
山盛りの飯を食うことを強制する儀式。日光輪王寺(りんのうじ)で、正月・4月の祭礼、12月の餅練(もちね)りなどに、参詣の大名などに山伏が強要した強飯式(現在は4月2日)が有名。日光責め。
ごく‐しょ【極暑】
きわめて暑いこと。夏の暑さの盛り。《季 夏》「蓋あけし如く—の来りけり/立子」⇔極寒(ごっかん)。
ごしょの‐いせき【御所野遺跡】
岩手県北部、一戸(いちのへ)町にある縄文時代中期の遺跡。配石遺構群や竪穴住居跡などが発見された。盛り土からは、祭祀(さいし)遺物とみられる土偶などが集中的に出土。令和3年(2021)「北海道・北...
ご・する【期する】
[動サ変][文]ご・す[サ変] 1 そうなるように期待する。きする。また、悪いことを予期する。覚悟する。「かねて—・したる女房は、…茶碗を奪取って飯を盛りつける」〈紅葉・二人女房〉 2 そうしよ...
ごとし【如し】
[助動][○|ごとく|ごとし|ごとき|○|○]活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付く。 1 比喩(ひゆ)的に、同等・類似の意を表す。…と同じだ。…のとおりだ。…のようだ。「あをによし奈良の...