いま【今】
[名](副詞的にも用いる) 1 過去と未来との境になる時。現在。ただいま。 ㋐時間の流れをとらえた瞬間。この時。「—はちょうど一〇時だ」「—は手が離せない」「—考えているところだ」 ㋑近い過去...
いも【痘痕】
《「いもがさ」の略》 1 痘瘡(とうそう)。天然痘。「笑ひ盛りなる緑子(みどりご)を…あらあらしき—の神に見込まれつつ」〈おらが春〉 2 痘瘡のあと。あばた。「ちっとべい—はあるがと村仲人」〈柳...
いもの‐じゃく【鋳物尺】
鋳物用の木型をつくるときに使う物差し。溶けた金属が冷えて固まると収縮して小さくなるため、実際の寸法より目盛り間隔を長くしてある。鋳物差し。延び尺。木型尺。
いやがうえ‐に【弥が上に】
[副](多く「も」を伴って)なおその上に。ますます。「好守好打の連続で球場は—も盛り上がった」 [補説]「嫌が上に」と書くのは誤り。文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来...
煎(い)り豆(まめ)に花(はな)が咲(さ)く
衰えていたものが、再び勢いを盛り返すことのたとえ。また、あるはずのないことが実現することのたとえ。煎り豆が生える。
いれ‐ばな【入れ花/入れ端】
1 入れたての茶。でばな。「由緒ある茶の—、まづ一服」〈浄・鬼一法眼〉 2 年の若い女性のたとえ。「青前垂(あをまへだれ)の—は女房盛りの器量よし」〈浄・千本桜〉 3 俳諧・狂歌などの指導料。ま...
いろ‐ざかり【色盛り】
女の、容色が最も美しい年ごろ。また、色情の盛んな年ごろ。女盛り。
インパスト【(イタリア)impasto】
油絵で、カンバスに絵の具を厚く盛り上げて描く技法。
うかれ‐ある・く【浮(か)れ歩く】
[動カ五(四)]心うきうきとして歩き回る。また、所定めず、あちこちぶらつく。「盛り場を—・く」
うき‐ばかり【浮き秤】
目盛りをつけたガラス管の下部を球形にし、その中におもりを封じ込んで、垂直に浮くようにした液体用比重計。測定する液体中に入れ、沈んだ深さから比重を知る。ふひょう。