かお‐さき【顔先】
１ 顔の前。目の前。 ２ 鼻など、顔の中の突き出た部分。「築地の角に走りあたりて、—突き欠きて」〈著聞集・一六〉 ３ 顔。顔つき。「心地よげに—赤めあひて」〈宇治拾遺・五〉
かき‐くも・る【掻き曇る】
［動ラ五（四）］ １ 雲や霧で空が急に暗くなる。「一天にわかに—・る」 ２ 涙で目の前がぼんやりとなる。「—・り、もの見えぬ心地し給へば」〈源・椎本〉
がん‐ぜん【眼前】
［名］目の前。ごく身近な所。まのあたり。目前(もくぜん)。「—に広がる景色」 
［名・形動ナリ］明らかなこと。確かなこと。また、そのさま。「兄弟なることは—なり」〈曽我・一〉
き‐はい【起拝】
神や天皇、または貴人に対して行う座礼の作法の一。右膝から立ち、左足から進め、両足を踏み整えて姿勢を正し、笏(しゃく)を正し笏頭を目の前にあげ、左膝を伏せ、次いで右膝を伏せて拝礼する。
きり‐こまざ・く【切（り）細裂く】
［動カ五（四）］切ってこまかく裂く。「彼は目の前の闇を、力いっぱいステッキを振り廻して—・いた」〈里見弴・今年竹〉
くり‐ひろ・げる【繰（り）広げる】
［動ガ下一］［文］くりひろ・ぐ［ガ下二］ １ 順々に広げる。「巻き物を目の前に—・げる」 ２ 新しい情景を次々に展開する。「熱戦を—・げる」「華麗な舞台が—・げられる」
グーグル‐グラス【Google Glass】
2013年に米国グーグル社が開発した眼鏡型のウエアラブル端末。カメラとマイクを備え、レンズの右上部に半透過型の小型ディスプレーがあり、拡張現実技術により目の前の現実の風景に文字や映像を重ね合わせ...
げん‐ざい【現在】
［名］(スル) １ 過去と未来の間。過去から未来へと移り行く、今。また、近い過去や未来を含む、今。副詞的にも用いる。「数千年の時を経て—に至る」「—のところ見通しは立っていない」「—、出張中です...
げん‐じつ【現実】
いま目の前に事実として現れている事柄や状態。「夢と—」「—を直視する」「—に起きてしまった事故」⇔理想。
げん‐ぜん【現前】
［名］(スル)目の前にあること。目の前に現れること。「新しい社会が—しつつある」
