くち‐ごたえ【口答え】
[名](スル)目上の人に逆らって言い返すこと。口返答。「父親に—する」
くん【君】
[接尾]同輩や目下の人の姓名に付けて、親しみや軽い敬意を表す。主に男性の用いる語。「中村—」 [補説]古くは目上の人に対する敬称として用いた。
けい‐し【恵賜】
[名](スル)金品を目下の者に与えること。また、目上の人からいただいたもの。「学校を建て、郷人に—せり」〈中村訳・西国立志編〉
けん‐げん【献言】
[名](スル)主君や目上の人に意見を申し上げること。また、その意見。
けん・ずる【献ずる】
[動サ変][文]けん・ず[サ変] 1 目上の人に物を捧げる。たてまつる。また、神仏に品物を供える。「仏前に花を—・ずる」 2 杯をさす。献杯する。「酒杯を—・ずる」
げき‐りん【逆鱗】
《竜のあごの下にある逆さに生えたうろこに人が触れると、竜が怒ってその人を殺すという「韓非子」説難の故事から》天子の怒り。転じて、目上の人の怒り。
逆鱗(げきりん)に触(ふ)・れる
天子の怒りに触れる。また、目上の人を激しくおこらせる。 [補説]「天子や目上の人を怒らせる」意であるから、自分や目下の人について使うのは誤り。
げん‐ざん【見参】
[名](スル)《「けんざん」とも》 1 参上して目上の人に対面すること。げざん。げんぞう。「婿が岳父(しゅうと)に—するという風に」〈鴎外・雁〉 2 目上の人が目下の者に会ってやること。げざん。...
こう‐ぎ【交誼】
友人としての親しいつきあい。よしみ。「—を結ぶ」 [補説]目上の人に対して用いると失礼にあたる。
こう‐ぎ【好誼】
心のこもったつきあい。よしみ。「日ごろの—に報いる」 [補説]目上の人に対して用いると失礼にあたる。