目(め)を晦(くら)ま・す
人の目をごまかす。見えないようにする。「追っ手の—・す」
目(め)を呉(く)・れる
視線を向ける。目をやる。「景色に—・れることもなくひたすら歩く」
目(め)を肥(こ)や・す
美しいもの、よいものを見て楽しむ。また、よいものを多く見てよしあしを見分ける力を身につける。「本物を見て—・す」
目(め)を凝(こ)ら・す
じっと見つめる。「暗やみで—・す」
目(め)を覚(さ)ま・す
1 眠りから起きる。目覚める。 2 迷っている状態から正しい状態に戻す。「父の死が彼の—・した」 3 何かがきっかけとなり、それまで気づかなかった自分の性質などを自覚する。「母性愛が—・す」 4...
目(め)を曝(さら)・す
すみずみまで見る。また、じっと見る。「書面の筆跡に—・す」
目(め)を皿(さら)に◦する
驚いたり、物を探したりするときに、目を大きく見開く。目を皿のようにする。「あまりのショックに—◦する」
目(め)を三角(さんかく)に◦する
目を怒らす。怖い目つきをする。目に角(かど)を立てる。「—◦して𠮟りつける」
目(め)を忍(しの)・ぶ
他人に見られないようにする。人目を忍ぶ。「親の—・んでデートを重ねる」
目(め)を白黒(しろくろ)さ・せる
1 苦しさのあまり目の玉を白目にしたり黒目にしたり、激しくしきりに動かす。「まんじゅうがのどにつかえて—・せる」 2 びっくりする。あわてる。「突然の申し出に—・せる」