目(め)を光(ひか)ら・す
油断なく監視する。厳重に見張りをする。「逃げ出さぬよう—・す」
目(め)を引(ひ)・く
1 人の注意を向けさせる。「派手な化粧が—・く」 2 目で合図をする。「左右の見る人、口を掩ひ—・き笑ふ」〈古活字本保元・下〉
目(め)を開(ひら)・く
1 閉じた目をあける。目を見開く。 2 知識を得たり、真理を悟ったりして新しい境地を知る。「外国語を学んで新しい世界に—・く」
目(め)を塞(ふさ)・ぐ
「目を瞑(つぶ)る」に同じ。「一度の失敗には—・いでやろう」
目(め)を伏(ふ)・せる
視線をそらして下を向く。伏し目になる。
目(め)を細(ほそ)・める
顔中にほほえみを浮かべる。「孫の成長に—・める」
目(め)を丸(まる)く◦する
驚いて目を見張る。「値段の高さに—◦する」
目(め)を回(まわ)・す
1 気を失う。気絶する。 2 多忙のためあわてふためく。「学会開催の準備で—・す」
目(め)を見(み)・す
1 目くばせをする。「優婆塞(うばそく)、—・せて」〈霊異記・中〉 2 あるひどい目にあわせる。「人をしてかかる—・する事、慈悲もなく」〈徒然・一七五〉
目(め)を見張(みは)・る
怒ったり、驚いたり、感心したりして目を大きく見開く。「式典の豪華さに—・る」