目(め)が曇(くも)・る
見方にかたよりがあって、適切な判断ができない。「身内が相手だと—・る」
目(め)が眩(くら)・む
1 目まいがする。「—・むほどの高さ」 2 強い光線などのために、一時的に視力を失う。「スポットライトに—・む」 3 心を奪われて判断力がなくなる。「欲に—・む」
目(め)が暮(く)・れる
⇒暮れる6
め‐が・ける【目掛ける】
[動カ下一][文]めが・く[カ下二] 1 目標にする。めざす。「的を—・けて弓を射る」 2 世話をする。ひいきにする。目をかける。「日来(ひごろ)—・けし仕立物屋の」〈浮・一代男・八〉
目(め)が肥(こ)・える
よいものを見慣れて、よしあしを見分ける力が増す。「古美術品には—・えている」
目(め)が冴(さ)・える
神経が高ぶって、眠れなくなる。また、眠気がなくなる。「夜中になると—・える」
目(め)が覚(さ)・める
1 眠りから覚める。「鳥の声で—・める」 2 迷いが去り、正しい姿に立ち返る。「放蕩のあげくやっと—・めた」
め‐がしこ・し【目賢し】
[形ク]早く見つけるさま。目ざとい。「秀郷—・く見とがめて」〈盛衰記・二二〉
め‐がしら【目頭】
目の、鼻に近い方の端。⇔目尻。
目頭(めがしら)が熱(あつ)くな・る
深い感動のために、涙が浮かんでくる。「苦労話に思わず—・る」