えんかん‐めん【円環面】
平面上に円周とそれに交わらない直線があるとき、この直線を軸にして円周を回転したときできる回転面。ドーナツ形になる円環体の表面。輪環面。トーラス。
えん‐ちゅう【円柱】
1 まるい柱。 2 円周の一点を通り円と同一平面上にない直線が、円周上を平行移動するときにできる曲面と、その円およびそれと平行な面によって囲まれる立体。直円柱と斜円柱とがある。円筒。円壔(えんと...
えんちゅう‐レンズ【円柱レンズ】
円柱軸に平行の円柱面を屈折面とするレンズ。屈折面から入った光線は、円柱軸に平行した直線上に集まり、線状の焦点をつくる。乱視用の眼鏡や体温計のガラス管に用いる。円筒レンズ。シリンドリカルレンズ。
えん‐ちょう【延長】
[名](スル) 1 長さや期間を延ばすこと。また、延びること。「会期を—する」⇔短縮。 2 足し合わせた全体の長さ。「—二万キロに及ぶ航空路線」 3 ひと続きのもの。つながるもの。「仕事を遊びの...
えんちょう‐せん【延長線】
1 線分の一端から、さらに引き延ばした半直線。「線分ABの—と円周との交点」 2 基本方針をさらに先へ進めること。「趣味の—で小さな店をもつ」 3 既設の交通路線を、さらに先へ延ばすこと。また、...
えん‐ちょく【鉛直】
[名・形動] 1 鉛直線の方向。水平面に対して垂直であること。また、そのさま。 2 ある直線が、他の直線・平面に垂直であること。また、そのさま。
えんちょく‐きょり【鉛直距離】
二点を結ぶ線分を、鉛直線上に正射影したときの長さ。
えんちょく‐せん【鉛直線】
1 おもりをつけて垂らした糸が示す方向の直線。水平面と直角をなす直線。 2 ある点から、ある直線に対して垂直に引いた線。垂直線。
えんちょくせん‐へんさ【鉛直線偏差】
地球上のある地点の実際の鉛直線と、その点を通る仮想の地球楕円体に立てた法線とのなす角。ジオイドの形や地下構造を知る手がかりとなる。
えんとう‐ずほう【円筒図法】
地図投影法の一。地球に接する円筒面に、経線・緯線などを地球の中心に視点を置いて投影し、それを平面に広げたもの。経線は等間隔の平行線に、緯線はそれと直交する直線になり、高緯度ほど間隔が広くなる。メ...