じきのり‐せんどう【直乗り船頭】
船主自身が船頭を兼ねて船に乗り、廻船業を行っている者。直船頭(じきせんどう)。自前船頭。→居船頭(いせんどう) →沖船頭
じき‐はん【直判】
取次人の署名がなく、将軍など差出人が自ら捺印(なついん)したりして下げ渡した書類。
じき‐ひ【直披】
手紙の封筒の脇付(わきづけ)の一。自分で直接に開いて見てください、の意。ちょくひ。
じき‐ひつ【直筆】
本人自身が直接に筆を取って書くこと。また、その書いたもの。直書。自筆。「将軍—の書状」「有名歌人の—の色紙」
じき‐まい【直米】
売買のとき、売り手に代価として渡す米。
じき‐まつじ【直末寺】
総本山直属の末寺。
じき‐みや【直宮】
天皇と直接の血縁関係にある皇族。皇太子・皇子・皇弟・内親王など。
じきもの‐かわせ【直物為替】
売買契約の成立した当日または翌々営業日以内に外国為替とその対価である自国通貨の受け渡しが行われる外国為替。現物(げんぶつ)為替。→先物(さきもの)為替
じき‐もん【直門】
師から直接教えを受けること。また、教えを受けた人。直弟子(じきでし)。
じき‐や【直屋】
仲買人の看板を借り、取引所の相場をめやすとして一種の賭博(とばく)をなすもの。