うり‐あびせ【売(り)浴びせ】
相場を下落させるため、売り手が大量に売り物を出し、買い手を圧倒すること。
うり‐いた【売(り)板】
《「板」は、売買注文の指値ごとの需給数量を示した表》株式相場などにおける売り注文。また、その数量。売り注文の多いことを売り板が厚いといい、少ないことを売り板が薄いという。「高騰が見込まれる株の—...
うり‐おさえ【売(り)抑え】
取引相場で、多量に売ることにより相場の上昇を抑えること。
うり‐かい【売り買い】
[名](スル) 1 売ることと買うこと。売ったり買ったりすること。売買(ばいばい)。「古物(こぶつ)を—する」 2 売り買いするときの値段。相場。「—高い世の中でも、金とたはけはたくさんな」〈浄...
うり‐くずし【売(り)崩し】
1 大量の売り物を出し、相場を下落させること。 2 特に、金融商品取引で、特定の銘柄について、現在の価格よりも安値で大量の売り注文を出すことにより、価格が下落しているように見せかけること。金融商...
うり‐たた・く【売り叩く】
[動カ五(四)] 1 換金の必要から、損を承知で売る。「金策のために在庫品を—・く」 2 相場を下落させるために安い値で盛んに売る。「手持ち株を—・く」
うり‐にげ【売(り)逃げ】
株式や商品の取引で、買い方が相場の下がらないうちに売りに回ること。相場が天井を打って、下げに転じたときに売ること。売り抜け。
うり‐ぬ・ける【売(り)抜ける】
[動カ下一][文]うりぬ・く[カ下二]市場の取引で、低い値で買った株や商品を相場の上がったときに売る。また、相場が天井を打ったあと、下げに転じたときに売る。 [補説]相場を吊り上げるためには、買...
うり‐むか・う【売(り)向(か)う】
[動ワ五(ハ四)]相場で、買い方に対して売りで対抗する。「買い相場に—・う」
うり‐れんごう【売(り)連合】
取引相場で、売り方どうしが自分たちに有利な相場になるよう、一致した行動をとること。⇔買い連合。