犬(いぬ)も食(く)わぬ
食えるものなら何でも食うはずの犬さえも食わない。ひどく嫌われることのたとえ。また、ばかばかしくて相手にする気になれないことのたとえ。「夫婦げんかは—」
いのち‐とり【命取り】
１ 生命、または地位・財産などを失う決定的な原因になる事柄。「—の病気」「失言が—となる」 ２ 相手の命を奪うほどの美女または美男をいう語。「堺町の名物—め、何の生まれ替はりてあの美しさ」〈浮・...
い‐はく【威迫】
［名］(スル)威力を示して相手を脅し従わせようとすること。「強談—」「夜は水雷艇隊、其の港口に徘徊(はいかい)して之を—し」〈独歩・愛弟通信〉
い‐ひょう【意表】
［名・形動］全く考えていなかったこと。また、そのさま。意外。「相手の—に出る」「平岡の問は実に—に、無邪気に、代助の胸に応えた」〈漱石・それから〉
意表(いひょう)を突(つ)・く
相手の予期しないことをする。「—・く作戦」「—・く人事」
胃袋(いぶくろ)を掴(つか)・む
料理の腕前でその人を魅了する。多く、恋人や結婚相手を選ぶきっかけとなる場合にいう。「彼の—・む」
いまし【汝】
［代］二人称の人代名詞。親しみの気持ちで相手をさす。そなた。なんじ。おまえ。「駿河の海おしへに生ふる浜つづら—をたのみ母にたがひぬ」〈万・三三五九〉 [補説]上代語であるが、平安時代にも漢文訓読...
イマジナリー‐コンパニオン【imaginary companion】
幼児などが空想する、架空の遊び相手。イマジナリーフレンド。
イミルシル【Imilchil】
モロッコ中部、オートアトラス山脈の山中、標高約2000メートル以上の谷間にある村。結婚を反対された若い男女が湖に身を投げたという伝説があり、イスラム暦9月に結婚相手を探す祭りが催される。
いもり‐の‐くろやき【井守の黒焼（き）】
ほれ薬の一。イモリの雌雄を焼いて粉末にしたもの。思う相手に知らせずに振りかけたり、酒に入れて飲ませたりすると、相手に恋心を起こさせる効果があるという。
