みぶん‐けん【身分権】
夫と妻、親と子というような親族関係における地位に基づいて与えられる権利。親族権と同義に用いられるが、相続権を含んでいうこともある。
みぶん‐そうぞく【身分相続】
人の身分上の地位の相続。民法旧規定の家督相続がこれにあたる。→財産相続
みぶん‐ほう【身分法】
私法関係のうち、家族的生活関係および身分関係に関する法。親族法と相続法の総称。現在は家族法の語を用いることが多い。→財産法
みんぽう‐きゅうきてい【民法旧規定】
民法典のうち、昭和22年(1947)に全面改正される以前の親族・相続に関する規定。
みんぽう‐てん【民法典】
民法に関する基本的規定を定めている法典。総則・物権・債権・親族・相続の5編からなる。明治31年(1898)施行。その後、親族・相続編は昭和22年(1947)に全面改正された。
むりし‐こくさい【無利子国債】
自由民主党が平成21年(2009)3月に提言した景気対策の一。利子が付かないかわりに額面分に相続税がかからない特典付きの国債。富裕な高齢者が保有する金融資産を流動化させることで、経済活性化をはか...
めいぎ‐よきん【名義預金】
実質的な所有者ではなく、配偶者や子・孫など家族の名義を使って行われる預金。相続税や贈与税を回避する目的で行われる場合が多い。
やくがいかんえん‐きゅうさいほう【薬害肝炎救済法】
《「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」の通称》平成20年(2008)1月に成立した、薬害肝炎被害者を救済す...
や‐つぎ【家継ぎ】
家を継ぐこと。家督を相続すること。また、その人。跡継ぎ。「男子三人ありて、—は気遣ひなかりしに」〈浮・永代蔵・五〉
よう‐しし【養嗣子】
民法旧規定で、家督相続人となる養子。