はっ‐そう【八相】
釈迦(しゃか)八相のこと。その第六相の成道(じょうどう)を重んじて、八相成道ともいう。
はな‐の‐さいしょう【花の宰相】
芍薬(しゃくやく)のこと。牡丹(ぼたん)を花の王というのに対する。
はん‐いそう【反位相】
⇒逆位相
ばんしょく‐さいしょう【伴食宰相】
《「旧唐書」盧懐慎伝から》高い地位にありながら、無能で他の人のなすがままになっている大臣。要職にありながら、実力の伴わない者をあざけっていう語。伴食大臣。
ひ‐あい【火相】
火の元。また、茶の湯で、火のおこりぐあい。「内蔵—よく念を入れ」〈浮・織留・五〉
ひ‐そう【皮相】
[名・形動] 1 物事の表面。うわべ。うわっつら。「西洋文明の—を模倣するのみで」〈藤村・夜明け前〉 2 うわべだけを見て判断し、物事の本質に至らないこと。また、そのさま。「—な見解」
ひゃく‐めんそう【百面相】
顔の表情をいろいろに変えること。また特に、手ぬぐいやつけひげなどの簡単な小道具を用いて、いろいろと顔つきを変えてみせる寄席芸。
ひん‐そう【貧相】
[名・形動] 1 いかにも貧乏そうな人相。⇔福相。 2 貧弱でみすぼらしく見えること。また、そのさま。「—な身なり」
び‐そう【美相】
美しい形。美しい姿。「—なき家刀自の」〈源・帚木〉
びゃくごう‐そう【白毫相】
仏の三十二相の一。眉間(みけん)にあって光明を放つという長く白い巻き毛。仏像では水晶などをはめ込んだり浮き彫りにしたりして表す。眉間白毫相。