すが‐め【眇】
1 片目や斜視などの目。 2 意識的にひとみを片寄せた目。横目。
ひょう‐びょう【縹渺/縹緲/瞟眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広くはてしないさま。「—たる雪の広野を隔てて」〈鏡花・註文帳〉 2 かすかではっきりとしないさま。「慷慨(こうがい)節義の譚に、神仙—の趣を交ゆ」〈露伴・運命〉
びょう【眇】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に小さいさま。取るに足りないさま。「元来(どだい)此(この)—たる人間の智力から割出したものは」〈魯庵・社会百面相〉
びょう‐びょう【眇眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 小さいさま。取るに足りないさま。「—たる小吏」 2 「渺渺(びょうびょう)」に同じ。「—たる蒼空」