まゆ‐はき【眉掃き】
おしろいをつけたあと、眉を払うのに用いる小さな刷毛(はけ)。眉刷毛(まゆはけ)。
まゆはき‐ぐさ【眉掃草】
1 ヒトリシズカの別名。 2 ワタスゲの別名。
まゆ‐はらい【眉払い】
昔、少女が成人したしるしとして眉毛を抜いたり剃(そ)ったりしたこと。また、その儀式。
まゆ‐ひき【眉引き】
「まよびき」に同じ。〈和英語林集成〉
眉(まゆ)を上(あ)・げる
眉をつり上げて怒りを顔に表す。「—・げて詰め寄る」
眉(まゆ)を落(お)と・す
結婚して眉毛をそり落とす。転じて、結婚して妻となる。
眉(まゆ)を曇(くも)ら・す
心配ごとや不快な思いのために、顔をしかめる。眉をひそめる。
眉(まゆ)を顰(ひそ)・める
心配なことがあったり、また、他人の嫌な行為に不快を感じて顔をしかめる。眉根を寄せる。「醜態に周囲が—・める」 [補説]文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされ...
眉(まゆ)を開(ひら)・く
心配事がなくなって、晴れやかな顔になる。愁眉(しゅうび)を開く。「文三の決心を聞いてお政は漸(ようや)く—・いて」〈二葉亭・浮雲〉
眉(まゆ)を読(よ)・む
顔の表情から、人の心を推しはかる。