ごん‐きょう【権教】
仏語。大乗の真実の教えに導き入れる方便として、仮に説かれた教え。⇔実教。
ごんぐ‐だいほう【欣求大宝】
仏語。心から喜んで仏法の真実を求め究めること。
さ‐ぎ【詐偽】
真実でないこと。いつわり。
さっかのせきにん【作家の責任】
《原題The Responsibilities of the Novelist》米国の小説家ノリスの評論。1903年刊。作家は民衆に真実を伝えるべきであると説く。
さん‐しょう【三性】
仏語。 1 人の性の3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性の無記(むき)性。 2 一切の存在の本性や状態のあり方を、有無・仮実などを基準として3種に分けたもの。実体のない存在を実体と誤認す...
さん‐しん【三信】
1 真宗で、阿弥陀仏の第十八願で誓われている、至心・信楽(しんぎょう)・欲生(よくしょう)の三つのこと。真実の信心を三方面から述べたもの。 2 念仏者の、純朴で変わらない淳心、疑いのない一心、他...
サンタマリア‐イン‐コスメディン‐きょうかい【サンタマリアインコスメディン教会】
《Basilica di Santa Maria in Cosmedin》イタリアの首都ローマにある教会。6世紀の創建。8世紀、ローマ教皇ハドリアヌス1世により拡張され、12世紀にロマネスク様式...
しち‐かくし【七覚支】
仏語。悟りを得るための7種の修行法。真実の教えを選び取る択法(ちゃくほう)覚支、一心に努力する精進覚支、真実の教えを実行することを喜ぶ喜覚支、身心を軽やかにする軽安(きょうあん)覚支、対象へのと...
シネマ‐ベリテ【(フランス)cinéma-vérité】
《「映画の真実」の意》1960年前後に起こった、フランスのドキュメンタリー映画の傾向。真実そのものを追求して、インタビュー形式を多く用いた。
しょう‐けん【正見】
仏語。八正道の一。正しく真実を見ること。四諦(したい)の道理を正しくとらえた見解。