しんせい‐さいきん【真正細菌】
生物の分類の一つ。大腸菌や藍藻などの一般的な細菌、バクテリアを指す。従来原核生物とされていた生物は真正細菌と古細菌に分けられ、真核生物と合わせて、全生物は大きく三つに分類される。
しんせい‐じゅう【真正銃】
⇒実銃
しんせい‐そうしようしょくぶつ【真正双子葉植物】
被子植物の一群。従来単子葉植物に対する分類群だった双子葉植物のうち、スイレン・モクレンなどの原始的な双子葉植物を除いたもの。花びら・萼(がく)などの数は4か5、またはその倍数が基本。バラ・キクの...
しんせい‐そうしようるい【真正双子葉類】
⇒真正双子葉植物
しんせい‐ねんきん【真正粘菌】
⇒変形菌
しんせい‐はんどうたい【真性半導体】
不純物を含まない半導体。ケイ素、ゲルマニウム、ガリウム砒素の単結晶などがある。固有半導体。⇔不純物半導体。
しんせい‐らんすう【真性乱数/真正乱数】
原理的に予測不能で真に無秩序な乱数。コンピューターによって算術的に生成する疑似乱数に対していう。放射性元素の崩壊など、量子的なふるまいを利用する物理乱数が知られる。真乱数。
しん‐せき【真跡/真蹟】
その人が実際に書いたと認められる筆跡。真筆。「芭蕉の—」
しん‐せつ【真説】
1 本当の説。 2 仏語。真実の教え。
しんせついしかわごえもん【真説石川五右衛門】
檀一雄の長編小説。昭和25年(1950)「新大阪新聞」で連載が開始。同年、「長恨歌」とあわせ第24回直木賞受賞。昭和26年(1951)映画化。