しんぞく‐にたい【真俗二諦】
仏語。真諦と俗諦。浄土真宗では、仏法を真諦、王法を俗諦として相依(そうえ)相資の関係にあるとする。
しん‐たい【真体】
1 そのものの真実のすがた。「自己を鍛練して自己の—に達すると共に」〈西田・善の研究〉 2 楷書の字体。楷書体。
しん‐たい【真諦】
1 仏語。絶対不変の真理。究極の真実。第一義諦。勝義諦。⇔俗諦(ぞくたい)。 2 「しんてい(真諦)1」に同じ。「文学の—に触れるもの」〈寅彦・科学と文学〉
しん‐たいよう【真太陽】
⇒視太陽(したいよう)
しんたいよう‐じ【真太陽時】
⇒視太陽時(したいようじ)
しんたいよう‐じつ【真太陽日】
実際に見えている太陽が南中してから次に南中するまでの時間。平均太陽日に対していう。
しんたん【震旦/振旦/真旦】
《古くは「しんだん」とも》古代中国の異称。古代インド人が、中国をチーナ‐スターナ(梵Cīnasthāna、秦の土地の意)と呼んだのに由来する。
しん‐ち【真知/真智】
1 真の知識。 2 仏語。真如実相を悟って得られる智慧。
しん‐ちゅう【真鍮】
銅と亜鉛との合金。黄色でさびにくく、鋳造・加工が容易なので、機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられる。黄銅(おうどう)。
しんちゅう‐ざ【真鍮座】
江戸時代、真鍮の鋳造・販売にあたった座。幕府が安永9年(1780)に設置し、天明7年(1787)に廃止。