よ‐ざる【夜猿】
オマキザル科の哺乳類。体長約30センチ。真猿類中では唯一の夜行性で、大きな目をもつ。中央アメリカから南アメリカの熱帯降雨林に生息。
よしざき‐ごぼう【吉崎御坊】
福井県あわら市にある真宗大谷派(東本願寺)と浄土真宗本願寺派(西本願寺)の別院。文明3年(1471)朝倉孝景の寄進で蓮如が創建。北陸布教の根拠地となったが、のち焼かれ、江戸時代に両派がそれぞれ堂...
よつ‐ぎり【四つ切り】
1 一つのものを四つに切り分けること。また、そのもの。「半紙の—」 2 写真の印画紙で、30.5センチ×25.5センチの大きさ。また、その大きさの印画紙。四つ切り判。
よのすけのはなし【世之助の話】
芥川竜之介の短編小説。大正7年(1918)4月、雑誌「新小説」に発表。井原西鶴の「好色一代男」の主人公世之助(原作の表記は世之介)が色事の真相を語る。
ヨハネによるふくいんしょ【ヨハネによる福音書】
新約聖書の四福音書の第4書。「始めに言葉ありき」の有名な句で始まる本書の特徴は、他の三福音書(共観福音書)と異なり、単なるイエスの伝記にとどまらず、神の真理(言葉)の人格化としてのイエス=キリス...
世(よ)乱(みだ)れて忠臣(ちゅうしん)を識(し)る
《「唐書」崔円伝から》世の中が混乱したときに、真の忠義の臣が誰であるかがわかる。
よ‐みや【夜宮/宵宮】
祭りの前夜に行う簡単な祭り。本来は真夜中に重要な祭儀が行われていたが、後世は前夜祭または翌日の準備行事とみられる例が多くなった。よいみや。宵祭り。《季 夏》「身にしみて夕風きよき—かな/万太郎」
よ・める【読める】
[動マ下一][文]よ・む[マ下二]《読むことができる意から》 1 理解できる。合点がいく。隠された真意がわかる。「これで彼の行動は—・めた」 2 読むに値する。「なかなか—・める本だ」
よもぎ‐が‐しま【蓬が島】
蓬莱山(ほうらいさん)のこと。「真にや—に通ふらむ鶴に乗るてふ人に問はばや」〈堀河百首・雑〉 日本の異称。〈日葡〉
より‐だ・す【選り出す】
[動サ五(四)]多くのものの中から選び分けて取り出す。えらびだす。えりだす。「真珠の大粒なのを—・す」