りゅうせき【流跡】
朝吹真理子の処女小説。平成21年(2009)、「新潮」誌に発表。平成22年(2010)、Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
りゅうせん【流泉】
琵琶の曲名。平安初期の仁明天皇の代に、藤原貞敏が唐の廉承武から「啄木」「楊真操」の曲とともに学び伝えたという三秘曲の一。現在は3曲とも廃絶。菩提楽(ぼだいらく)。
りょう【諒】
真実。まこと。もっともであること。
りょう【諒】
[人名用漢字] [音]リョウ(リャウ)(漢) [訓]まこと 1 明白なこと。真実。まこと。「諒闇(りょうあん)」 2 もっともだとして承知する。「諒解・諒察・諒恕(りょうじょ)・諒承」 [補説]...
りょう‐えん【遼遠】
[名・形動]はるかに遠いこと。また、そのさま。「前途—」「震旦身毒より—なる域土を知らざる」〈雪嶺・真善美日本人〉
りょうかい‐まんだら【両界曼荼羅】
金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の併称。真言密教における根本理念を表したもので、ともに大日如来を中心に諸尊を配する。両部曼荼羅。
りょう‐ご【了悟】
真理を明らかに悟ること。「知識—に至りては」〈中村訳・西国立志編〉
りょう・する【了する】
[動サ変][文]れう・す[サ変] 1 終わる。また、終える。終了する。「すべての手続きを—・する」 2 悟る。了解する。「真意を—・する」
りょうぜん‐じ【霊山寺】
奈良市にある霊山寺真言宗(単立)の寺。山号は、鼻高山。天平年間(729〜749)聖武天皇の勅願により建立。開山は行基。鎌倉時代に再建の本堂(国宝)のほか三重の塔・鐘楼などの古建築が残る。れいざ...
りょうぶ‐しんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。その思想的萌芽(ほうが)は行基・最澄・空海にみられ、神祇(じんぎ)に菩薩(ぼさつ)...