ひとり‐ぐち【一人口/独り口】
1 「独り言」に同じ。「—ききつつ眠りに入った様な訣であった」〈左千夫・野菊の墓〉 2 ひとりだけで生計を立てること。また、その生計。
ひなた‐ぼっこ【日向ぼっこ】
[名](スル)《「ひなたぼこ」の音変化》ひなたに出て暖まること。「—しながら居眠りをする」《季 冬》
ヒュプノス【Hypnos】
ギリシャ神話で、眠りの神。ニュクス(夜)の子で、タナトス(死)の兄弟。翼のある青年の姿で、木の枝で人の額に触れて眠りに誘う。
船(ふね)を漕(こ)・ぐ
《船をこぐようすに似ているところから》座ったまま身体を前後に揺らして居眠りをする。「こっくりこっくり—・ぐ」
ふみん‐ふきゅう【不眠不休】
眠りも休みもしないこと。「—で復旧作業に当たる」
ぽっちり
[副] 1 数量や程度が非常にわずかであるさま。ほんの少し。「ほんの—しか食べない」「肌に—(と)赤い斑点ができる」 2 目を見開くさま。ぱっちり。「眠りし眼を—と開き」〈人・梅美婦禰・初〉
むぎ‐ぼこり【麦埃】
麦打ちをするときに立つほこり。《季 夏》「—かかる童子の眠りかな/竜之介」
むみょう‐の‐ねむり【無明の眠り】
無明の境にさまようことを眠りにたとえていう語。
目(め)が堅(かた)・い
夜が更けても眠りたがらない。「上(かみ)さんは感心に目の堅い方ですね」〈秋声・あらくれ〉
目(め)が覚(さ)・める
1 眠りから覚める。「鳥の声で—・める」 2 迷いが去り、正しい姿に立ち返る。「放蕩のあげくやっと—・めた」