くら・む【暗む/眩む/晦む】
[動マ五(四)] 1 暗くなる。「刻一刻と—・んで行くなかに」〈里見弴・今年竹〉 2 (「目がくらむ」の形で) ㋐強い光を受けて、一時的に目が見えなくなる。「照明に目が—・む」 ㋑過度の刺激を...
くる‐め・く【眩めく/転めく】
[動カ五(四)] 1 物がくるくる回る。回転する。「風に—・く落葉」 2 目が回る。めまいがする。「目も—・くばかりの心地」 3 慌てて騒ぎ回る。せわしく立ち回る。「あな、あさまし、と言ひて—・...
く・れる【暮れる/眩れる/暗れる】
[動ラ下一][文]く・る[ラ下二] 1 (暮れる)太陽が沈んであたりが暗くなる。夜になる。「日が—・れる」⇔明ける。 2 (暮れる)季節や年月が終わりに近づく。「今年も無事に—・れた」⇔明ける。...
げん【眩】
[音]ゲン(呉) [訓]くらむ くらます まぶしい まばゆい 目がくらむ。目をくらます。「眩暈(げんうん)・眩人・眩惑」 [難読]眩暈(めまい)・目眩(めまい)・瞑眩(めんげん・めんけん)
げん‐うん【眩暈】
《「けんうん」とも》めまい。
げん・する【眩する】
[動サ変][文]げん・す[サ変]目がくらむ。また、目をくらます。「眼—・し魂迷い」〈織田訳・花柳春話〉 「眼を—・するような光の強さ」〈寅彦・田園雑感〉
げん‐めい【眩瞑】
めまい。瞑眩。
げん‐よう【眩耀】
[名](スル)まばゆいばかりに光りかがやくこと。まぶしくて目がくらむこと。また、目をくらますこと。「人の目を—する」
げん‐わく【眩惑】
[名](スル)目がくらんで正しい判断ができなくなること。また、目をくらまして、まどわすこと。「照明灯の光に—されて落球する」
ま・う【眩う】
[動ワ五(ハ四)]《「舞う」と同語源》(ふつう「目がまう」の形で)めまいがする。目がまわる。「フラフラと眼が—・い気が遠くなって」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉