はん‐がん【半眼】
目を半ば開くこと。また、その目。半目。「目を—にしてようすをうかがう」
ひと‐め【人目/人眼】
1 他人の目。世間の人の見る目。「—を避ける」 2 人の往来。人の出入り。「しるきかな浅茅いろづく庭のおもに—かるべき冬の近さは」〈風雅・秋下〉
ひひょう‐がん【批評眼】
批評をする眼識。要所を的確にとらえて批評する能力。「—を養う」
ひゃく‐まなこ【百眼】
1 「目鬘(めかつら)」に同じ。 2 種々の目鬘で変相しながら小噺(こばなし)などをする寄席芸。
ひら‐ぞうがん【平象眼】
象眼技法の一。地金を彫って他の金属をはめ込み、表面を平らにしたもの。
ひんがら‐め【瞟眼】
《「ひがらめ」の音変化》やぶにらみ。斜視。ひがめ。
ふう‐がん【風眼】
膿漏眼(のうろうがん)の俗称。
ふく‐がん【複眼】
1 節足動物などにみられる、多数の小さな個眼が束状に集まった目。物の形や動きの識別ができ、昆虫では紫外線や偏光も識別。⇔単眼。 2 対象をいろいろの見地から見ること。
ふたかわ‐め【二皮目/二皮眼】
「二重瞼(ふたえまぶた)」に同じ。
ぶつ‐げん【仏眼】
仏語。五眼(ごげん)の一。一切を見通す、悟りを開いた者の眼。肉眼・天眼・慧眼(えげん)・法眼の四つを兼備した仏の眼。