あお‐め【青目/青眼】
眼球の虹彩(こうさい)の青みがかったもの。白人に多くみられる。碧眼(へきがん)。
あか‐め【赤目/赤眼】
1 疲れ・病気などのため、赤く充血した目。 2 虹彩(こうさい)の色素が少なくて、眼底の血の色が透けて赤く見える目。白ウサギの目など。 3 フラッシュを使って撮影した写真で、瞳が赤く写ること。ま...
あぶ‐の‐め【虻の眼】
オオバコ科の一年草。湿地に生え、高さ15〜20センチ。葉は長楕円形。夏から秋にかけて、淡紫色の小花を開く。実がアブの目を思わせるので、この名がある。また、茎をつぶしたときの音から、ぱちぱちぐさと...
いち‐がん【一眼】
1 一つの目。片方の目。 2 片目。独眼。隻眼(せきがん)。 3 一度見ること。ひとめ。「風景—のうちに尽きて」〈奥の細道〉
いっせき‐がん【一隻眼】
1 一つの目。隻眼。 2 ものを見抜く特別な眼識。独特の批評眼。「—を具する」
かいがん【開眼】
I〔目が見えるようになること〕開眼する 〔見えるようになる〕become able to see;〔目を見えるようにする〕make it possible for a person to see...
かいげん【開眼】
I〔供養の儀式〕a ceremony to consecrate a Buddhist image (at which the eyes are painted in)大仏開眼the conse...
かつがん【活眼】
piercing [penetrating] eyes活眼を開いて見るlook with one's eyes open
かなつぼまなこ【金壺眼まなこ】
deep-set goggle eyes
かんさつがん【観察眼】
((have)) an observant eye観察眼が鋭いbe a keen observer
かんしきがん【鑑識眼】
[共通する意味] ★物の価値、真偽などを見分ける能力。[英] discernment[使い方]〔目利き〕▽刀剣に関しては相当の目利きだ〔鑑識眼〕▽古美術品についての彼女の鑑識眼は確かだ〔眼識〕▽...
きんがん【近眼】
[共通する意味] ★物を見るときに、焦点を網膜より手前に結ぶため、遠くの物がはっきり見えない状態。また、そういう状態の目。[英] short sight[使い方]〔近視〕▽彼は強い近視だ▽仮性近...
けいがん【慧眼】
[共通する意味] ★物事の本質や真偽を見分ける洞察力。[英] insight[使い方]〔眼力〕▽彼には人物を見る眼力がある〔眼光〕▽眼光紙背に徹す(=字句の表面的意味だけでなく、深い意味まで理解...
さんぱくがん【三白眼】
[共通する意味] ★白い部分が多い目。[英] the white of the eye[使い方]〔白目〕▽白目をむいて怒る▽他人を白目で見る〔三白眼〕▽三白眼でにらむ[使い分け]【1】「白目」に...
しゅがん【主眼】
[共通する意味] ★物事のねらいとする大切なところ。[英] the main point[使い方]〔重点〕▽外交に重点をおいた政策▽聞き込みに捜査の重点を移す▽机の下を重点的に掃除する〔主眼〕▽...
うんえんかがん【雲烟過眼】
雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ。▽「雲烟」は雲とかすみ。雲とけむり。「過眼」は目の前を過ぎ去ること。「烟」は「煙」とも書く。「過眼雲烟かがんうんえん」ともいう。
えんうんかがん【煙雲過眼】
⇒ うんえんかがん(雲烟過眼)
げんせきせいがん【阮籍青眼】
阮籍は俗世にこだわらない人であったが、自分の気に入った人は黒い目で迎え、世俗にとらわれた気にいらない人には白い目で応対したこと。▽「阮籍」は中国三国時代の魏ぎの人。竹林ちくりんの七賢しちけんの一人。老荘ろうそうの学を好み、世俗の儒教道徳をきらって、そうした人たちを白眼視した。『蒙求もうぎゅう』の一句。
こうもうへきがん【紅毛碧眼】
赤い髪の毛、青い眼の人の意で、西洋人を指す。▽「紅毛」は江戸時代、オランダ人についての呼称。ポルトガル人やスペイン人を南蛮人と呼んだのに対する呼称。のち、一般に西洋人を指すようになった。「碧」はみどり・あお・あおみどり色のこと。西洋人の目の色の形容。「碧眼紅毛へきがんこうもう」ともいう。
はくがんせいがん【白眼青眼】
⇒ げんせきせいがん(阮籍青眼)