ざ‐すい【座睡/坐睡】
[名](スル)座ったまま眠ること。いねむり。「冬でも着物の儘壁に倚(もた)れて—する丈だ」〈漱石・門〉
し‐おく・る【仕送る】
[動ラ五(四)]生活・勉学を援助するため金品を送る。仕送りをする。「先生のお宅にいることになれば、着物や何かも—・ってくれますの」〈秋声・仮装人物〉
しお‐ごろも【潮衣】
海水をくむときに着る着物。また、海水でぬれた着物。「汀(みぎは)の満ち干の—の、袖を結んで肩に掛け」〈謡・松風〉
しお‐ばり【潮ばり】
漁師が海上で着る丈の長い衣服。沖着物。潮ばらい。
しごき‐おび【扱き帯】
1 女性が、身長に合わせて着物をはしょり上げるのに用いる帯。一幅(ひとはば)の布を適当な長さに切り、くけたりしないで、そのまましごいて使う。腰ひも。 2 花嫁衣装や七五三の盛装などに用いる飾りの...
した‐じめ【下締め】
女性が着物を着るとき、形を整えるために帯の下に締めるひも。腰ひも。
したて‐あ・げる【仕立て上げる】
[動ガ下一][文]したてあ・ぐ[ガ下二] 1 作り上げる。「—・げたばかりの着物」 2 教え込んで一人前にする。育て上げる。「一人前の板前に—・げる」 3 本来そうでないものをそれらしく作り上げ...
したて‐ぎわ【仕立て際】
1 仕立て上がる間際。 2 仕立ての手際。できばえ。「木棉着物(きるもの)の—を改めける」〈浮・五人女・三〉
しち【質】
1 約束を守る保証として相手に預けておくもの。「不足代金の—として時計を預ける」 2 質屋から金銭を借りるときに、保証として預けておくもの。また、その物品。質草。「着物を—に入れる」「—流れ」 ...
しっくり
[副](スル) 1 物と物、人の心と心などが調和して、安定しているさま。ぴったり。「着物に—(と)合った髪形」「夫婦の間が—(と)行かない」 2 強く、鋭く刺激を与えるさま。ぎゅっと。ちくりと。...