くうそうてき‐しゃかいしゅぎ【空想的社会主義】
《(ドイツ)utopischer Sozialismus》オーエン・サン=シモン・フーリエらの社会主義に、エンゲルスが与えた名称。科学的社会主義としてのマルクス主義に対するもので、資本主義のはら...
くらいたいよう‐の‐パラドックス【暗い太陽のパラドックス】
地球が誕生して間もない40億年前に、太陽の明るさが現在に比べて70パーセント程度であったにもかかわらず、地球全体が凍結せず、海が存在していたという事実に対する地球科学上の矛盾。実際には原始大気中...
グランドタック‐モデル【grand tack model】
太陽系形成モデルの一。太陽系形成の初期に木星や土星などの大型惑星が現在よりも内側の軌道を取り、周囲のガスや塵を集めたという説。火星の質量が小さいこと、小惑星帯の小惑星の分布などを矛盾なく説明でき...
けいよう‐むじゅん【形容矛盾】
《(ラテン)contradictio in adjecto》論理学で、ある語をその語のもつ性質に矛盾する語で形容すること。「三角な円形」とか「ゴム製の鉄板」などがその例。
けれども
[接助]活用語の終止形に付く。 1 確定の逆接条件を表し、内容の矛盾する事柄を対比的に結びつける意を表す。「言うことはりっぱだ—、することはなってない」「年はとっている—、実に活動的だ」 2 ...
げんこう‐いっち【言行一致】
口で言うことと行動とに矛盾がないこと。主張しているとおりに行動すること。
げんこう‐ふいっち【言行不一致】
口で言うことと行動とに矛盾があること。主張と行動が食い違うこと。
ゲーデル‐の‐ふかんぜんせいていり【ゲーデルの不完全性定理】
1931年、オーストリア出身の数学者・論理学者ゲーデルが証明した数学基礎論における重要な定理。自然数論を含む公理系が無矛盾性をもつならば、真偽を決定できない命題が必ず存在するという第一不完全性定...
こう‐がい【慷慨/忼慨】
[名・形動](スル) 1 世間の悪しき風潮や社会の不正などを、怒り嘆くこと。「社会の矛盾を—する」「悲憤—」 2 意気が盛んなこと。また、そのさま。「岸本の心は—な口調を帯びた僧侶の説教の方へ行...
こうきょう‐の‐ふくし【公共の福祉】
社会全体に共通する幸福・利益。基本的人権と矛盾することがあり、その調和が問題とされる。