やぐるま‐ぎく【矢車菊】
キク科の一年草。高さ30〜90センチ。茎・葉に少し白い毛をかぶり、根際から分枝する。葉は線状で全縁または多少のぎざぎざがあり、互生。夏、形が矢車に似た青紫・桃・鮮紅・白・青色などの頭状花が咲く。...
やぐるま‐そう【矢車草】
1 ユキノシタ科の多年草。深山に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、3〜5枚の小葉からなる手のひら状の複葉で、矢車に似る。夏、白い小花を円錐状につける。 2 ヤグルマギクの別名。
や‐こぼれ【矢零れ】
弓につがえて射ようとする矢が、指からすべり落ちること。
や‐ごえ【矢声】
「矢叫び1」に同じ。
や‐ごろ【矢頃/矢比】
矢を射るのにちょうどよい距離。矢丈(やだけ)。また転じて、物事を行うのにちょうどよい時機。ころあい。「—をはかる」
や‐さき【矢先】
1 矢の先。やじり。 2 矢の飛んでくる所。矢おもて。 3 物事が始まろうとする、ちょうどそのとき。「帰ろうとした—に呼ばれる」 4 ねらう目あて。ねらい。「—ノコマカナ人」〈日葡〉 [補説]3...
や‐さけび【矢叫び】
1 矢を射当てたとき、射手が声をあげること。また、その叫び声。やごたえ。やごえ。 2 戦いの初めなどに遠矢を射合うとき、両軍が互いに発する声。やたけび。
や‐ざ【矢座】
南天の小星座。白鳥座と鷲(わし)座との間にあり、四星が矢の形に並ぶ。9月中旬の午後8時ごろ南中する。学名(ラテン)Sagitta
や‐ざま【矢狭間】
城壁や櫓(やぐら)などにあけた、矢を射るための穴。箭眼(せんがん)。矢間(やま)。
やしろ【矢代】
姓氏の一。 [補説]「矢代」姓の人物矢代静一(やしろせいいち)矢代幸雄(やしろゆきお)