お‐ぼっちゃん【御坊ちゃん】
1 他人の息子を敬っていう語。 2 世間を知らない男をあざけっていう語。「いくつになっても—で困る」
おや‐しらず【親知らず】
1 生みの親を知らないこと。また、その人。 2 第三大臼歯。人間の歯のうち最も遅く生える、上下左右計4本の奥歯。知恵歯。知歯(ちし)。
かい【誨】
[音]カイ(クヮイ)(漢) 知らない者を教えさとす。「誨淫(かいいん)/教誨・訓誨」 [名のり]こと・のり
かい‐なで【掻い撫で】
[名・形動ナリ]《「かきなで」の音変化》表面をなでただけで、ものの奥深いところを知らないこと。また、そのさま。通り一遍。「かうやうの—にだにあらましかばと」〈源・末摘花〉
かお‐つなぎ【顔繋ぎ】
[名](スル) 1 人に忘れられないように、折に触れて訪問すること。 2 間に立って、知らない人同士をひきあわせること。「有力者に—をしてもらう」
かき‐かた【書(き)方】
1 文章・文書などを書く方法、また書式。「届の—も知らない」 2 字の書き方。筆の運び方。 3 もと小学校教科の一分科。習字。
隠(かく)れたるより見(あらわ)るるはなし
《「礼記」中庸から》 1 人に隠れて悪事をして、だれも知らないと思うのは誤りで、自分が知っているのだから、これ以上明らかなことはない。 2 秘密はかえって世間に知られやすい。隠すより現る。
金(かね)の番人(ばんにん)
金をためるばかりで、利用することを知らない人。守銭奴。
かべごし‐すいりょう【壁越し推量】
状況や事情を直接知らないで推量すること。
かま‐とと【蒲魚】
知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすること。また、その人。多く女性についていう。 [補説]蒲鉾(かまぼこ)は魚(とと)か、と尋ねたことに由来するという。近世末、上方の...