かんせつ‐せいはん【間接正犯】
事情を知らない者、責任能力のない者または故意のない者の行為を利用して犯罪を実行すること。→直接正犯
がま‐ぜん【蝦蟇禅】
《ガマはただ跳ぶだけで、ほかの術を知らないところから》中途半端な悟り方で、自由な働きのできない禅。
聞(き)くは一時(いっとき)の恥(はじ)聞(き)かぬは末代(まつだい)の恥(はじ)
知らないことを聞くのは、その場では恥ずかしい思いをするが、聞かないで知らないまま過ごすと、一生恥ずかしい思いをしなければならないということ。問うは一旦の恥、問わぬは末代の恥。
聞(き)けば聞(き)き腹(ばら)
聞かなければ知らないから平気であるけれど、聞けば腹だたしくなるということ。
聞(き)けば気(き)の毒(どく)見(み)れば目(め)の毒(どく)
知らないでいればそれで済むことも、見たり聞いたりすれば欲望が起こって心身の害になるということ。
き‐すう【帰趨】
[名](スル)物事が最終的に落ち着くこと。行き着くところ。帰趣。「勝敗の—を見とどける」「人心の—するところを知らない」
切(き)って捨(す)・てる
《「切り捨てる」を強めて言う言葉。切って、そのまま捨てることから》物事を思い切りよく見捨てたり、打ち切ったりする。「知らないの一言で—・てる」
きょうじ‐せいど【教示制度】
行政処分に不服のある者が、不服申し立ての方法を知らないために救済の機会を失うことのないように、その手続きを教示することを行政庁に義務づけている制度。
きょぎ‐ひょうじ【虚偽表示】
相手方と通謀して行う真意でない意思表示。事情を知らない第三者に対しては無効を主張できない。通謀虚偽表示。
きわま・る【極まる/窮まる】
[動ラ五(四)] 1 ぎりぎりの状態までいく。限度・限界に達する。「感—・って泣く」「—・るところを知らない征服欲」 2 (形容動詞の語幹に付いて)この上なく…である。「退屈—・る話」 3 (「...