エア‐マイクロメーター
《(和)air+micrometer》コンパレーターの一。寸法の変化を、空気の流量や圧力の変化に変換し、その量を知ることで、未知寸法を測定する比較測定器。空気マイクロメーター。
エコー‐ロケーション【echolocation】
《「エコロケーション」とも》反響定位。動物が音や超音波を発し、その反響によって物体の距離・方向・大きさなどを知ること。コウモリ・イルカ・マッコウクジラなどで知られている。
エス‐ピー‐アイ【SPI】
《service price index》サービス価格指数。卸売物価指数(WPI)と消費者物価指数(CPI)のすき間となるサービス分野の物価動向を知る目安。
えどさんぷきこう【江戸参府紀行】
江戸時代初期に来日したドイツ人医師、ケンペルの著作「日本誌」の抄訳。元禄4年(1691)、元禄5年(1692)の2度、ケンペルが経験した江戸参府の旅に関する部分を抜粋・邦訳したもの。当時の日本...
エネルギー‐ぶんかいのう【エネルギー分解能】
X線分光計などの分光器の解析性能を表す指標の一。スペクトル中のどれだけ近い二つのエネルギーのピークを分離して測定できるかを表し、この値が小さいほど、スペクトルの放射源の組成や状態を詳しく知ること...
エフパリノス‐の‐トンネル
《Efpalinio orygma/Ευπαλίνειο όρυγμα》ギリシャ、エーゲ海南東部、サモス島の港町ピタゴリオンにある地下導水路跡。紀元前6世紀、僭主ポリュクラトスの命により、メガラ...
えん‐し【鉛糸】
一端に鉛のおもりをつけた糸。測量などで、鉛直方向を知るために使用する。
えんちょくせん‐へんさ【鉛直線偏差】
地球上のある地点の実際の鉛直線と、その点を通る仮想の地球楕円体に立てた法線とのなす角。ジオイドの形や地下構造を知る手がかりとなる。
えんてつろん【塩鉄論】
中国、漢代の政論書。10巻60編。桓寛(かんかん)の選。前漢、武帝時代の塩・酒・鉄の専売制をめぐって、前81年に朝廷で行われた会議の討論を、宣帝のときにまとめたもの。当時の政治・経済・文化・学問...
老(お)いたる馬(うま)は路(みち)を忘(わす)れず
《「韓非子」説林から》道に迷ったときは、老馬を放ってそのあとをついて行けば道に出るものだ。経験を積んだ者は、行うべき道を誤らないことのたとえ。老馬の智。老いたる馬は路を知る。