しり‐がお【知り顔】
[名・形動ナリ]よく知っているような顔つき。また、そのようなさま。知ったふう。「女御は、秋のあはれを—に答へきこえてけるも悔しう恥づかしと」〈源・薄雲〉
しり‐げ【知り気】
いかにも知っているようなようす。「我を笑ふとは—もなくて」〈著聞集・一六〉
しり‐つく・す【知(り)尽(く)す】
[動サ五(四)]すべてを知る。すっかり知る。「政界の裏側を—・す」
しり‐ぬ・く【知(り)抜く】
[動カ五(四)]ある事について、何から何までよく知っている。知りつくす。「政界の事情を—・いている男」
しり‐びと【知り人】
知っている人。知り合い。
しり‐うと【知人】
⇒しりゅうと
しりゅうと【知人】
《「しりひと」の音変化》知人。知り合い。「—はもち給はぬか」〈平家・五〉
し・る【知る】
[動ラ五(四)] 1 物事の存在・発生などを確かにそうだと認める。認識する。「おのれの非を—・る」「ニュースで事件を—・った」 2 気づく。感じとる。「昨夜の地震は—・らなかった」「—・らずに...
しる‐けんり【知る権利】
国民が国の政治や行政についての情報を知ることのできる権利。民主主義国家での国民の基本的権利として、言論・報道の自由や情報公開法制化の基盤となるもの。
しる‐ひと【知る人】
[連語] 1 知人。知り合い。「—のない旅先の地」 2 愛する人。愛人。「ふせといふ采女は、典薬の頭重雅が—なりけり」〈枕・二七八〉 3 情趣を解する人。「君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも...