いっ‐ち【一致】
[名](スル) 1 二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致。「意見の—をみる」「指紋が—する」「満場—」 2 ごく普通の道理。「気遣ひいたすも—なれば」〈浮・...
いっ‐ぽう【一方】
[名] 1 一つの方面。一つの方向。「—が海に面する町」「—交通」 2 二つあるうちの一つ。片方。「—の足に体重をかける」「—の意見だけでは決められない」 3 (副助詞的に用いて)もっぱらその...
一本(いっぽん)さ・す
やり込める。へこます。「このほどの返しに—・せらるるは見えたこと」〈浮・禁短気・五〉
いま‐で【今出】
新しく仲間に加わること。また、その人。新参。新入り。「—の初心な女郎衆をはじめ」〈浮・禁短気・五〉
うきよ‐おとこ【浮世男】
好色な男。「世間の色の道に立ち入る—ども」〈浮・禁短気・六〉
唸(うな)った事(こと)
豪勢なこと。「今時の大臣、—もせぬもの」〈浮・禁短気・二〉
うま‐げた【馬下駄】
庭履きに用いた駒下駄(こまげた)。「庭の草花を眺めに、—はいて出でけるに」〈浮・禁短気・六〉
うわ‐がえ【上交へ】
「上交(うわが)い」に同じ。「—の褄(つま)風にひらめき」〈浮・禁短気・四〉
うん‐じょう【雲上】
《古くは「うんしょう」》 [名] 1 雲の上。 2 一般から離れた所。特に、宮中。「急ぎ大しうを—へ召され」〈伽・七草草紙〉 [形動ナリ]ようすや態度が高貴なように見えるさま。また、偉そうな...
おお‐ぎょう【大仰/大形】
[名・形動] 1 大げさなこと。また、そのさま。誇大。「—な言い方」 2 (大形)規模や計画の大きいこと。また、そのさま。「万事—になりて金銀を惜しまず」〈浮・禁短気・六〉