ちちぶ‐あおいし【秩父青石】
秩父地方に産出する青緑色の結晶片岩。主に緑泥片岩で、庭石・石碑などに用いられる。
つい‐こく【追刻】
[名](スル)すでにある石碑や版木などに、後年になって文字を彫り込むこと。
つぼ‐の‐いしぶみ【壺の碑】
坂上田村麻呂が蝦夷(えぞ)征討の際、弓の筈(はず)で日本中央と書き記したといわれる石碑。青森県上北郡七戸(しちのへ)町坪地区あたりにあったと伝えられる。和歌などに詠まれる名所。のちに、宮城県多賀...
ティヤ【Tiya】
エチオピア南西部の村。首都アジスアベバの南西約260キロメートルに位置する。村の周辺で、解読されていない文字や幾何学模様、剣や枕などの浮き彫りが刻まれた、来歴が不明の石碑群が発見されており、考古...
てん‐がく【篆額】
石碑などの上部に篆書で書かれた題字。
デジタル‐ロゼッタストーン【Digital Rosetta Stone】
恒久的なデジタルデータの保存を目的とする記憶媒体。平成21年(2009)に京都大学・慶応大学・シャープの共同チームによって開発された。半導体メモリーを1000個並べた記憶層を重ね、耐腐食性をもつ...
トゥドゥックてい‐びょう【トゥドゥック帝廟】
《Lang Tu Duc》ベトナム中部の都市フエにある霊廟。市街中心部の南約5キロメートルに位置する。1860年代に阮朝第4代皇帝トゥドック(嗣徳)の離宮として建造。大きな蓮池に面して中国風の建...
トレンチーン【Trenčín】
スロバキア北西部の都市。バーフ川沿いに位置する。ローマ帝国の中央ヨーロッパ最北端の軍事拠点があったことを示す石碑が見つかっている。11世紀よりハンガリー王国の支配下となり、交易の要衝として栄え、...
ドス‐ピラス【Dos Pilas】
グアテマラ北部、ペテン県南西部にあるマヤ文明の遺跡。サヤスチェの南西約15キロメートルに位置する。近隣のアグアテカとともに古典期後期に栄えた王朝の都が置かれた。マヤ文字が刻まれた建造物や石碑が残...
ナランホ【Naranjo】
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明の遺跡。ティカルの北東約40キロメートルに位置する。先古典期から古典期にかけて建てられた神殿や球戯場などの遺構があり、浮彫が施された石碑や祭壇が残っている。