さんざい‐いし【散在石】
盆石で、海面に仕立てて盤上に散らしておく石。茶褐色のものが用いられる。
さん‐せき【霰石】
あられいし。
さんりょう‐せき【三稜石】
砂漠地方や風の強い砂地で、砂を吹きつけられて磨かれ、表面に2または3平面のできた岩片や礫(れき)。静岡県の御前崎のものは天然記念物。
ざくろ‐いし【石榴石】
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・アルミニウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。変成岩中に多い。12面体結晶が普通。等軸晶系。色は黄・赤・黒・褐色などで、主に研磨材に利用し、美しいもの...
しが‐せき【滋賀石】
昭和60年(1985)、滋賀県栗東(りっとう)市の廃鉱で、米国のピーコーらが発見した鉱物。硫酸塩鉱物の一種。三方晶系。六角板状で、可撓性(かとうせい)をもつ。学名シガアイト(shigaite)。
しき‐いし【敷石/舗石/鋪石】
通路・玄関先・庭などに、敷き並べた平らな石。
しきん‐せき【試金石】
1 金など貴金属の鑑定に用いられる黒色の硬い石。表面に金をこすりつけ、その条痕(じょうこん)色を標準品のものと比較して純度を判定する。金(かね)付け石。 2 物の価値や人の力量などを計る基準とな...
しじゅん‐かせき【示準化石】
地層の対比や地質時代決定に役立つ化石。生存期間が短く、地理的に分布範囲が広いものが用いられる。古生代のフズリナ、中生代のアンモナイトなど。標準化石。
しずめ‐いし【沈め石】
庭石で、一部分だけを地表に出しておくもの。
し‐せき【歯石】
歯に、唾液(だえき)中の石灰分や食物のかすその他が固着したもの。