あた・う【能う】
[動ワ五(ハ四)]《もと必ず打消しを伴い、活用語の連体形に「こと」や助詞「に」を付けて「…にあたわず」「…ことあたわず」の形で多く用いられたが、明治以後は肯定の言い方もみられる》 1 可能の意を...
あたか【安宅】
石川県小松市西部の地名。北陸道の宿駅。 謡曲。四番目物。観世小次郎信光作。奥州へ落ちる義経主従は、途中、安宅の関で富樫(とがし)に見とがめられるが、弁慶の機転で無事通過する。
あたか‐の‐せき【安宅の関】
石川県小松市に鎌倉初期にあった関所。謡曲「安宅」、歌舞伎「勧進帳」の舞台。
アタカマ‐さばく【アタカマ砂漠】
《Atacama》チリ北部の南北に長大な砂漠。銅・銀・チリ硝石を産出。
あたご‐やま【愛宕山】
京都市右京区にある山。標高924メートル。東の比叡山(ひえいざん)と相対する。山頂に愛宕神社がある。あたごさん。 東京都港区芝公園北方の小丘陵。標高26メートル。山頂にある愛宕神社への石段は...
あたじけ‐な・い
[形][文]あたじけな・し[ク]欲が深い。けちだ。しみったれだ。「暮しは贅沢といえない迄も、—・く切り詰めた無弾力性のものではなかった」〈漱石・こゝろ〉 [派生]あたじけなさ[名]
アタックス【ATACS】
《advanced train administration and communications system》無線式列車制御システム。従来の閉塞区間と軌道回路によるシステムとは異なり、列車の...
アタプエルカ‐いせき【アタプエルカ遺跡】
《Atapuerca》スペイン北部アタプエルカ山脈の洞窟(どうくつ)にある遺跡。ヨーロッパ最古と考えられる人類の化石が多く発掘されており、約80万年前の原人「ホモ‐アンテセソール」などが発見され...
あ‐だ【婀娜】
[形動][文][ナリ] 1 女性の色っぽくなまめかしいさま。「—な年増(としま)」 2 美しくたおやかなさま。「花の色を—なる物といふべかりけり」〈古今・物名〉 [ト・タル][文][形動タリ...
あだざくらさとのよあらし【仇桜遊里廼夜嵐】
石橋思案の処女小説。明治18年(1885)、文芸同人誌「我楽多(がらくた)文庫」の創刊号に発表。